飲食業界での子会社化/売却額 約2億5400万円
香港の合弁会社Watami China Food & Beverage Company Limited、ワタミ<7522>へ株式を売却し子会社化へ
- 売り手
合弁会社Watami China Food & Beverage Company
- 買い手ワタミ<7522>
- 売上高
- 非公開
- 業種
- 中国本土での飲食店経営
- 売却金額
- 約2億5400万円
香港の合弁会社Watami China Food & Beverage Company Limited(以下WCFB)は、保有株式60%をワタミに譲渡することを発表しました。そもそもワタミが40%の株を保有していたため、株式保有率は100%となり完全に子会社化することになります。売却金額は18,000,000HKD、日本円にしておよそ2億5400万円です。
WCFBは、ワタミ<7522>とWatami International Co.Ltd、中国の航海集団の1つであるHMV Cultural F&B Group limitedが出資して誕生した合弁会社です。もともとワタミは、中国本土での日本食を提供する「和民」など外食事業の展開を軸としており、店舗オペレーションや商品開発力など日本での経験を活かし、現地でも高い認知度がありました。合弁することで相手の親会社「海南航空グループ」の集客力も加わり、更なる事業展開が期待されましたが、現実は厳しかったようです。
ワタミは飲食業だけでなく手広く事業を展開していましたが、2015年には赤字となり立て直し策を模索している状況です。介護付有料老人ホームの譲渡や外食事業子会社、食品加工事業の売却なども行っていますがWCFBに関しては自社が手がけていくという方針を固め、今回のM&Aとなりました。
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