医療業界での完全子会社化/売却額最大8500万ポンド
英国の医療系バイオベンチャーQuethera Limitedがアステラス製薬<4503>へ株式を売却し完全子会社化へ
- 売り手Quethera Limited
(英国ケンブリッジ、Quethera社) - 買い手
アステラス製薬<4503>
- 売上高
- 不明
- 業種
- 眼科系の遺伝子治療開発
- 売却金額
- 最大8500万ポンド
英国のベンチャー企業Quethera Limitedは、アステラス製薬(4503)へ全株式を売却し、完全子会社することを決定しました。売却額は、最大で8500万ポンド(およそ121億円)であり、現金で支払われます。
Quethera Limitedはギリスのケンブリッジを拠点とし、緑内障をはじめとする眼科系の新規遺伝子治療を手がけるバイオベンチャー企業です。2013年に創業、従業員は1名のみと非常にコンパクトな企業ですが革新的な開発を行っており、世界的にも注目されていました。
アステラス製薬は5大製薬の1つであり、世界の医薬品売上高順位でも好成績を収める製薬株式会社です。主力薬品の期限切れによる売上減をカバーするために新薬を開発するべく積極的にM&Aに取り組んでおり、海外の企業も多数買収しています。今回のM&Aでは、Quethera Limitedが手がけた遺伝子治療プログラム「rAAVプログラム」を獲得し、 視力を失う可能性がある緑内障の患者さんのQOLを守る治療法の開発を目指します。「rAAVプログラム」を活用することで、難治性の緑内障であっても眼圧コントロールに依存しない治療選択肢が誕生することが期待されています。
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