医療業界での子会社化/売却額約90億2000万円

メディカル・ケア・サービス、学研ホールディングス<9470>へ株式売却し、子会社化へ

  • 売り手
    メディカル・ケア・サービス株式会社
    ディカル・ケア・サービス株式会社
  • 買い手
    学研ホールディングス<9470>
    学研ホールディングス
売上高
265億7000万円(2017年第18期)
業種
介護施設運営など介護事業
売却金額
90億2000万円

メディカル・ケア・サービス株式会社は、学研ホールディングス(9470)へ発行済株式を売却し、子会社化することを発表しました。なお、日本政策投資銀行(DBJ)と共同投資であるため自己株式を除き学研HDが61.8%、DBJが38.2%という割合で所有します。売却価額は株式価格の89億円と、アドバイザリー費用など1億2,000万円を加えた90億2000万円です。

メディカル・ケア・サービス株式会社は、小規模や都市型など多種多様な老人ホームの運営やグループホーム、デイサービス事業など280箇所以上を手がけており、業界の中でも存在感のある企業です。国内だけでなく、中国の南通市・広州市・北京市、マレーシアのクアラルンプールなど海外でも有料老人ホームを展開しており、業界でもトップクラスの情報量と培ってきたノウハウを強みとしています。また、創業時から一貫して認知症ケアに取り組んでいることでも知られています。

一方の学研HDグループは、教育事業や出版社で知られていますが、サービス付き高齢者向け住宅事業も手がけており、「学研版地域包括ケアシステム」の実現を目指しています。現在、居室数は業界でもトップクラスを誇りますが、さらにサービスの向上を図るため今回のM&Aが実現しました。

子会社化したことで期待されるシナジー効果として

  • ・施設にて認知症が重度化した際の受け入れ先の確保
  • ・認知症対策
  • ・お互いのノウハウを融合し入居率の向上
  • ・施設開発・展開力の向上
  • ・採用を協働化することで人材確保と定着率の向上

といった点が期待されています。

事例集

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