医療業界での国内独占販売権/売却額 22億円

前田工繊<7821>スイスの医療機器企業に出資し末梢動脈疾患治療器具の国内独占販売権を取得

  • 売り手

    メドアライアンス社

  • 買い手
    前田工繊子会社<7821>
    前田工繊子会社
売上高
(前田工繊)19,183百万円
業種
その他製品(土木資材)
売却金額
22億円

前田工繊は医療機器の開発販売を行う100%子会社「MDKメディカル」を設立し、6月24日付でスイスの医療機器企業メドアライアンス社に22億円を出資。国内独占販売契約を結びました。
今後、前田工繊は国内で臨床実験を行い、2022年に販売を開始する計画で、23年度には30億円の売り上げを目指す予定です。

前田工繊は福井県で建築資材など環境資材を扱っている会社ですが、今回の契約を機に、ヘルスケア事業への参入を本格化させる見込みです。
国内では高齢化に伴い、末梢動脈疾患などの、血管がつまったりせまくなったりする患者のニーズが年間7万件以上あることを踏まえ、高齢者のニーズに貢献していきたいとの意図から今回の医療分野の参入となりました。今後もM&Aを視野に入れ、さらに医療分野の製品のラインナップを増やしていく計画です。

メドアライアンス社はスイスの医療機器会社で、動脈硬化などの治療に使用する血管拡張のためのバルーンの開発において実績のある会社です。
通常バルーンに使用される薬剤である抗がん剤を使わず、免疫抑制剤を湿布するという画期的な方法をとっているため、米国食品医薬品局(FDA)から「画期的医療機器」の指定を受けている、信頼度の高い医療器具です。

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