野村證券(金融系M&A会社)への相談事例

野村證券野村証券

「自社にとってベストなM&A会社を選びたい!」これが、経営者の本音。自社の将来を考えれば、当然、最高のマッチングを実現してくれる会社を選択することが重要です。そこで、まずは信頼できる業界大手に相談してみることにしました。

経営者が望むM&A会社としてまず浮かんだのが、高い知名度を持つ金融系の「野村證券」。日本のM&A業界でトップクラスに位置し、信頼性、情報量ともに抜群の安心感があります。その反面、相手が大手すぎて「自社の相談に乗ってもらえないのでは?」という不安もあるのではないでしょうか。

私自身も、きちんと相手にしてもらえるのかどうか、かなり心配でしたが、売上30億・利益2億という数字が野村證券のサポート範囲内だったため、しっかりと対応してもらうことができました。実際、どのように対応してもらうことができたのか、そのときの状況を詳細にレポートします。

訪問前の対応

まずはじめに、野村證券のホームページを見て電話で問い合わせをしました。
電話上で伝えたことは以下の内容。

  • M&Aを検討していること
  • 会社名
  • 事業内容
  • 会社規模(売上・利益などの数字)

売上と利益を伝えたところ、野村證券のラインに載っていたのか、そこからはスムーズに話が進み、すぐにアポの日程調整となりました。

最初の問い合わせが野村證券のサービスを
受けられるかどうかのジャッジポイント?

初めの問い合わせの時に、社名や業種、売上数字を電話口で質問されました。

野村證券では売上20億超え、かつ利益も1億以上出ている優良会社の案件のみを対応するため、最初の問い合わせの段階で、M&Aのサポートをすべきかどうかの確認をしている可能性が高いです。

今回私の会社は野村證券の対応範囲にはいっていましたが、売上20億以下の会社が問い合わせした場合には、異なった対応をされる可能性もあるため、注意が必要です。

担当されたのは支店長を含む4名の役職者!

訪問当日、野村證券の支店に向かったのは私を含む2名。約束の時間に訪問すると、4名の役職者が対応してくださいました(支店長、資産運用のコンサルティングを担当する課長、M&Aを担当する2つの部署の責任者)。

こちらでは、大企業と中堅企業をそれぞれ別の部署が担当されているとのこと。関連部署の責任者の方が揃ってさまざまなお話しをしてくださり、多くの情報を得ることができました。

参加メンバー

  • A支店 支店長
  • A支店 ファイナンシャル・コンサルティング課長
  • 企業情報部 次長
  • 法人開発部 課長
  • ※企業情報部は、主に大企業のM&Aを担当
  • ※法人開発部は、主に中堅企業のM&Aを担当

4名の役職者が対応!

初回訪問時に、4名の役職者の方がしっかりと対応してくださったことに感謝。しかも、支店の責任者である支店長も同席。
正直、業界大手の企業で、このようにていねいな対応をしていただけるとは思っていませんでした。

野村證券の「顧客への真摯な姿勢」が明確となった貴重な機会だったと思います。

完璧な事前準備&対応力に感動!

しっかりした事前調査

初回訪問時に、4名の役職者の方がしっかりと対応してくださったことに感謝。しかも、支店の責任者である支店長も同席。正直、業界大手の企業で、このようにていねいな対応をしていただけるとは思っていませんでした。野村證券の「顧客への真摯な姿勢」が明確となった貴重な機会だったと思います。

的確な質問で顧客の魅力を引き出す

下調べで掴んだ情報をもとに弊社にさまざまな質問を投げかけてくださいました。その鋭さに感銘を受けたほど。たとえば次のような質問です。
「同業種の中でブランド力・資金力ともに勝る企業が多数存在する中で、なぜ、弊社の方がより有益性が高いのか」
私は、このような鋭い質問にひとつひとつ回答。その中で、私自身が気づいていなかった自社の優位性が明確になっていきました。入念な下調べによる多数の質問の目的は、初期の段階で弊社の魅力を引き出すためだったようです。まさに、プロの仕事を目の当たりにしました。
また、弊社をM&A成功に導く手段についても、例をあげてわかりやすく説明してくださいました。弊社の現状などから、仕入れの安定性、海外への需要旺盛な販路があることを即座に分析。「仕入れたら売れる体制ができている」というシナリオで買い手にアピールすることも可能なようです。
「野村證券に依頼すれば、買い手に対し弊社の優位性・魅力を的確に伝えてくれるはず。」
私は、とても頼もしい印象を持ち、打ち合わせを終えることができました。

野村に頼めば一番高く売れる!その理由は3つの強み

圧倒的なネットワーク力

全国に158店の支店を持っているため、強いネットワーク力が期待できます。その他にも未上場企業・上場企業・ファンドとのつながりも多数。高く売るための横のつながりは、他社にはない十分な魅力といえます。

日本で一番のM&A実績数

豊富な実績数があるため、さまざまなケースに対応できるサポート力も魅力。売り手企業の魅力を引き出すテクニックも十分といえます。また、買収後の完璧なシナリオ作りで、買い手企業をその気にさせる実力もありそうです。

仲介ではなく、売り手側だけにつく

仲介会社の場合、マッチングさせるためにデューデリジェンスに手を抜きがち。その結果、成約後に利益相反が起きやすくトラブルになりやすいというデメリットがあります。また、中立な立場に立つため、オークション形式をとることができません。

しかし、野村證券では顧客満足度を追求するため、売り手サイドだけに立って案件を進行。そのため、期限内までに希望買収価格を入札させるオークション形式で、買い手を競わせることができます。

オークションは、1次入札で候補者を絞り、2次入札を実施。入札の度に希望買収価格が上がるため、売り手側を2倍の価格で売却できた事例も。また、買い手には、他の会社、特に競合会社に取られたくないという気持ちが働くのもポイント。通常のバリュエーション以上の価格で入札が行われ、予想以上の高額で売れるケースが多いそうです。

ちなみに、買い手サイドにつくのは会計士や弁護士など。野村證券が、買い手から費用をもらうことは一切なく、まさに公明正大な取引が行われるといえます。

売上20億超え、利益も1億以上出ている
優良会社に対応

野村證券には、全国に7,000人のセールスマンが在籍。未上場の売上1億円~数100億円のM&Aの案件が上がってきます。その中から野村證券が実際に受けるM&A案件は、1割程度。売上20億超え、かつ利益も1億以上出ている優良会社の案件のみ対応します。

売上2億円など中小企業の案件は、最初の顧客接触には対応するものの、その後は外部に外注。日本M&Aセンター、ストライクに任せています。

野村證券への相談を終えての総評

誠実な姿勢に大満足。
しかし、実際にサービスを受けられる会社は数少ない。

初回訪問時に、野村證券の役職者4名もの方が対応してくださった真摯な対応に大満足。十分な下調べと的確な多くの質問で弊社のよさを引き出してくれた誠実な姿勢に、感銘を受けました。

野村證券は、経験、実績ともに申し分のないM&A会社であること間違いなし!買い手に対し弊社を魅力的に伝えてくれる可能性が高く、非常に頼もしい印象を持ちました。
ただ、野村證券が引き受けるM&A案件は優良会社のみ。たとえ野村證券に依頼したいと懇願しても、実際にサービスを受けられる会社は数少ないのが現実。
「売上20億超え、利益も1億以上出ている優良会社」に該当する売り手企業の方は、自社の将来を託してみてはいかがでしょうか。